テラダ マサヤ
TERADA Masaya
寺田 征也 所属 人文学部 人間社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010 |
形態種別 | 学位取得論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | G.H.ミードにおける思考とコミュニケーション——「市民の科学」に向けたプラグマティズムの意義—— |
執筆形態 | 単著 |
概要 | G.H.ミードのプラグマティズムを「思考とコミュニケーションの社会学」として再読した。ミードの「思考」はしばしば外的相互行為過程を内面化した内的相互行為過程と読解されてきている。しかしミードの思考論を芸術論の観点から再検討した結果、内的相互行為過程の「外化」の側面が作品論として論じられていたことが明らかとなった。またかれは作品の作り手を一部の芸術家に限定せず人間一般と捉えており、それゆえ、「作品=メディアによる思想の交換関係としてのコミュニケーション」の理論を展開していたことが明らかとなった。 |