教員情報 - 丹野　貴行

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■ 現在の専門分野

実験心理学　（キーワード：実験心理学、行動分析学）

■ 著書・論文歴

1.	論文	変動比率強化スケジュールと変動時隔強化スケジュールの間の反応遂行の違い心理学評論 48,186-206頁（共著） 2005
2.	論文	Schedule discrimination in a mixed schedule: Implications for models of the variable-ratio, variable-interval rate difference Behavioural Processes 78,pp.10-16 （共著） 2008
3.	論文	比較の共通理解とは何か動物心理学研究 58,92-93頁（単著） 2008
4.	論文	確率モデルおよび空間統計学を用いた注視点の分析基礎心理学研究 27,26-31頁（共著） 2008
5.	論文	On the primacy of molecular processes in determining response rates under variable-ratio and variable-interval schedules Journal of the Experimental Analysis of Behavior 89,pp.5-14 （共著） 2008
6.	論文	Single-sample discrimination of different schedules' reinforced interresponse times Journal of the Experimental Analysis of Behavior 91,pp.157-167 （共著） 2009
7.	論文	Concurrent VR VI schedules: Primacy of molar control of preference and molecular control of response rates Learning & Behavior 38,pp.382-393 （共著） 2010
8.	論文	Motivational control of impulsive behavior interacts with choice opportunities Learning & Motivation 42,pp.145-153 （共著） 2011
9.	論文	行動分析学における微視‐巨視論争の整理―強化の原理、分析レベル、行動主義への分類― 行動分析学研究 25,109-126頁（共著） 2011
10.	論文	行動分析学に対する微視‐巨視論争の含意：平岡（2011）へのリプライ行動分析学研究 26,71-76頁（共著） 2011
11.	論文	The copyist model of response emission Psychonomic Bulletin & Review 19,pp.759-778 （共著） 2012
12.	論文	Discrimination of variable schedules is controlled by interresponse times proximal to reinforcement Journal of the Experimental Analysis of Behavior 98,pp.341-354 （共著） 2012
13.	その他	行動生物学辞典（共著） 2013
14.	著書	実験が切り開く21世紀の社会科学（共著） 2014
15.	論文	Effects of amphetamine and methylphenidate on delay discounting in rats: Interactions with order of delay presentation Psychopharmacology 231,pp.85-95 （共著） 2014
16.	論文	強化スケジュールによる行動の制御と解析－IRTの分析から見えるもの行動分析学研究 30,69-75頁（共著） 2015
17.	論文	Inter-response-time reinforcement and relative reinforcer frequency control choice Learning & Behavior 43,pp.54-71 （共著） 2015
18.	論文	The copyist model and the shaping view of reinforcement Behavioural Processes 114,pp.72-77 （共著） 2015
19.	著書	心理学に興味を持ったあなたへ－大学で学ぶ心理学－（共著） 2016
20.	論文	Response-bout analysis of interresponse times in variable-ratio and variable-interval schedules Behavioural Processes 132,pp.12-21 （単著） 2016
21.	論文	行動分析学におけるモデル研究の一事例―コピーイストモデル― 行動分析学研究 32,153-167頁（単著） 2018
22.	論文	Modeling bout–pause response patterns in variable-ratio and variable-interval schedules using hierarchical Bayesian methodology Behavioural Processes 157,pp.346-353 （共著） 2018
23.	著書	選好形成と意思決定（共著） 2018
24.	その他	基礎心理学実験法ハンドブック（共著） 2018
25.	論文	徹底的行動主義について哲學 142,9-42頁（単著） 2019
26.	その他	行動分析学分析学事典 2019
27.	その他	B. F. スキナー重要論文集Ⅰ：心理主義を超えて 2019
28.	論文	The effects of ratio and interval schedules on the location variability of pecking responses in pigeons: Application of Bayesian statistical model. Behavioural Processes 172,pp.104059 （共著） 2020
29.	その他	B. F. スキナー重要論文集Ⅱ：行動の哲学と科学を樹てる 2020
30.	論文	実験的行動分析と徹底的行動主義の関係性――概念分析―― 行動分析学研究 35,111-127頁（単著） 2021
31.	論文	特集「徹底的行動主義の現代的位置づけをめぐる諸論」の発行にあたって行動分析学研究 35,108-110頁（共著） 2021
32.	その他	有斐閣現代心理学辞典 2021
33.	その他	B. F. スキナー重要論文集Ⅲ：社会と文化の随伴性を設計する（共著） 2021
34.	論文	反応形成研究の現状と展望――芸術から科学へ―― 65(1),1-19頁（共著） 2022
35.	その他	応用心理学ハンドブック（共著） 2022
36.	論文	特集「徹底的行動主義の現代的位置づけをめぐる諸論」の続編となるコメント＆リプライ集の発行にあたって行動分析学研究 36(2),194-194頁（共著） 2022
37.	論文	Inter-response time shaping by percentile schedule with discrete trial procedure. Learning & Motivation 81,pp.101866 （共著） 2023
38.	その他	眠れる巨人：反応形成月刊「細胞」 55(8),52-53頁（共著） 2023/06
39.	論文	実験的行動分析におけるpost-Skinnerの行動主義行動分析学研究（共著） 2024
40.	著書	心理学概論アップデート：古典とその後の研究から学ぶ日常にいきる心理学（共著） 2024/04
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■ 受賞学術賞

1.	2012/09	日本行動分析学会論文賞 (行動分析学における微視‐巨視論争の整理―強化の原理、分析レベル、行動主義への分類―)
2.	2018	日本心理学会学術大会優秀発表賞 (動物の反応のバウト／休止パターンに関する時系列モデリング)

■ 学会発表

1.	2003	変動比率強化スケジュールと変動時隔強化スケジュールにおける反応データへの点過程解析法の適用（ラット）（日本動物心理学会第63回大会・日本基礎心理学会第22回大会合同大会）
2.	2004	Fine analysis of performance under variable-interval and variable-ratio schedules of reinforcement in rat（The 30th Annual Convention of Association for Behavior Analysis）
3.	2004	変動比率及び時隔強化スケジュールにおける反応間間隔強化理論の検討（日本基礎心理学会第23回大会）
4.	2005	VR・VI反応率差における反応‐強化子相関理論の検討（日本行動分析学会第23回年次大会）
5.	2006	Contingency differences between variable ratio and interval schedules of reinforcement shown by survival and time series analysis.（The 32nd Annual Convention of Association for Behavior Analysis）
6.	2007	Modeling response pattern under variable-ratio and variable-interval schedules of reinforcement（The 33rd Annual Convention of Association for Behavior Analysis）
7.	2007	シンポジウム：“行動の流れ”を制御する―時間的行動指標を用いた応用技法の紹介と基礎研究からの提言―（指定討論者）（日本行動分析学会第25回年次大会）
8.	2007	並立VR VIスケジュールにおける最適化への感度の検討（日本基礎心理学会第26回大会）
9.	2008	強化IRTの長さの違いに基づくVRとVIの弁別（日本行動分析学会第26回年次大会）
10.	2009	Molecular temporal relationship between response and reinforcement on VR and VI schedules（The 6th Annual Conference of New Zealand Association for Behavior Analysis）
11.	2009	並立スケジュール下における反応率と強化率の相関性への感度の検討（日本行動分析学会第27回年次大会）
12.	2009	選択問題における選好の“形成”過程（日本心理学会第73回大会）
13.	2009	選択行動による選好形成過程の検討－アイカメラを用いて－（第11回日本感性工学会）
14.	2010	選択の自由さが選好に及ぼす影響（日本行動分析学会第28回年次大会）
15.	2011	知覚判断課題を用いた選好形成過程の検討（日本心理学会第75回大会）
16.	2012	Effects of 8-OH-DPAT on delay discounting in pigeons（The 38th Annual Convention of Association for Behavior Analysis International）
17.	2012	Effects of 8-OH-DPAT, d-amphetamine, and prefeeding on choice in a variable environment（The 35th Annual Meeting of Society for the Quantitative Analyses of Behavior）
18.	2012	変動比率及び変動時隔強化スケジュール下での反応パターンのモデリング（日本行動分析学会第30回年次大会）
19.	2012	強化に近接した反応間時間に基づくスケジュールの弁別（日本心理学会第76回大会）
20.	2013	Interresponse time reinforcement in a variable environment procedure（The 121st Annual Convention of American Psychological Association）
21.	2013	変動環境法下での反応間時間の強化Ⅱ：全体強化率の影響（日本行動分析学会第31回年次大会）
22.	2013	強化率と強化スケジュールの機能分離（日本基礎心理学会第32回大会）
23.	2014	強化率による従事時間の制御と強化スケジュールによる局所反応率の制御（日本心理学会第78回大会）
24.	2014	数量的行動分析の最前線（日本行動分析学会第32回大会）
25.	2014	条件づけと連合学習研究の新しい発展 ―強化と目標志向行動－（日本心理学会第78回大会）
26.	2015	並立VRVI及び並立VRVRスケジュール下でのコピーイストモデルIIの振る舞い（日本心理学会第79回大会）
27.	2016	The copyist model and schedule performance during and after the changeover delay（The 39th Annual Meeting of Society for the Quantitative Analyses of Behavior）
28.	2016	連合学習研究から見た行動分析学－古典的条件づけと道具的条件づけの相互作用－（日本行動分析学会第34回大会）
29.	2017	Effects of step-size and speed of the criterion change on shaping（The 9th International Conference of Association for Behavior Analysis International）
30.	2017	The copyist model: The effects of reinforcer rates on response rates（The 125th Annual Convention of American Psychological Association）
31.	2017	ハトにおけるパーセンタイルスケジュールを用いた反応間時間（IRT）の行動形成（日本行動分析学会第35回大会）
32.	2017	ハトにおける強化量マッチングの再検討（日本行動分析学会第35回大会）
33.	2017	強化スケジュールの特性とデンショバトのつつきオペラントにおける位置次元との関係の検討 −多元 FR yoked FI スケジュールを用いて−（日本基礎心理学会第36回大会）
34.	2018	Comparison of successive approximation and percentile schedule on shaping long interresponse times（The 41st Annual Meeting of Society for the Quantitative Analyses of Behavior）
35.	2018	ヒトを対象とした反応復活の制御要因の検討
36.	2018	動物の反応のバウト／休止パターンに関する時系列モデリング（日本心理学会第82回大会）
37.	2018	強化スケジュールのWEB実験プラットフォーム構築の試み（日本基礎心理学会第37回大会）
38.	2018	選択変更後遅延と強化子提示が選択行動に及ぼす影響の局所分析（日本行動分析学会第36回大会）
39.	2019	Local analysis of the effects of changeover delay on choice in concurrent variable interval schedules.（The 10th International Conference of Association for Behavior Analysis International）
40.	2019	multiple VR VIスケジュールにおけるハトのキーつつき反応のベイズ的分析（日本基礎心理学会第38回大会）
41.	2019	Return of behavior analysis―行動分析学の帰還―（日本動物心理学会第79回大会）
42.	2019	バブル相場・暴落相場などを用いたバーチャルな投資判断課題の価格チャートが引き起こす認知バイアスの影響の検討―大学生を対象として―（日本心理学会第83回大会）
43.	2019	強化スケジュールのWEB実験プラットフォーム構築の試み（2）（日本基礎心理学会第38回大会）
44.	2019	産業・政策決定の領域で必要とされる心理学：行動変容（behavior change）に関する基礎と応用をつなぐアプローチ（日本心理学会第83回大会）
45.	2019	行動主義をみつめなおす（日本行動分析学会第37回年次大会）
46.	2019	連合学習における刺激競合をめぐって（日本心理学会第83回大会）
47.	2020	multiple FR FIスケジュールにおける反応の時間的及び空間的次元（日本行動分析学会第38回大会）
48.	2020	行動の数量化とモデル化の現在（日本基礎心理学会第39回大会）
49.	2021	Go/No-Go型見本合わせ手続きを用いたハトにおける対称律と排他律との関連についての予備的研究（日本心理学会第85回大会）
50.	2021	Symmetry in pigeons by concurrent training of arbitrary and oddity matching.（The 47th Annual Convention of the Association for Behavior Analysis International）
51.	2021	ハトにおける対称律の成立要因の検討──負刺激による制御に着目して──（日本行動分析学会第39回年次大会）
52.	2022	B. F. スキナーJ. J. ギブソン：その心理学観・認識論・存在論（日本心理学会第86回大会）
53.	2022	ハトにおける対称律の成立要因の検討──正刺激及び負刺激による制御間の関連性から──（日本行動分析学会第40回年次大会）
54.	2022	利得／損失の違いとその量の違いが社会割引に及ぼす影響（日本行動分析学会第40回年次大会）
55.	2023	パーセンタイルスケジュールの参照範囲が長い反応間時間の形成に及ぼす効果（日本行動分析学会第41回年次大会）
56.	2023	実験的行動分析におけるポスト・スキナーの行動主義（日本行動分析学会第41回年次大会）
57.	2023	継時見本合わせ手続きを用いたハトにおける対称律の再現性の検討（日本行動分析学会第41回年次大会）
58.	2023	行動分析学研究における質保証―特集号の編集から見えてきた課題とこれからの展望―（日本行動分析学会第41回年次大会）
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■ 研究課題・受託研究・科研費

1.	2011/03～2014/03	行動ダイナミクスを通したオペラント条件づけの連合学習的理解特別研究員奨励費
2.	2014/04～2016/03	選択行動・意思決定現象への進化論的モデルの展開研究活動スタート支援
3.	2016/04～2018/03	「形成」と「価値づけ」の機能分離による新たな選択行動・意思決定モデルの構築若手B
4.	2017/04～2020/03	ヒトの報酬スケジュールのための新たな実験プラットフォームの開発と展開挑戦的研究（萌芽）
5.	2018/04～2021/03	医療行動分析企業からの受託研究
6.	2018/04～2022/03	目的的行動から習慣行動への遷移を支える微視的理論と依存研究への応用基盤研究(B)（一般）
7.	2019/04～2023/03	行動の自動計測・リアルタイムフィードバックシステムを用いた行動形成研究の展開基盤研究C（一般）
8.	2021/04～2022/03	古典的条件づけの観点から考えるカフェインレスコーヒーの効能競争的資金等の外部資金による研究
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■ 学歴

1.	1995/04～2000/03	福島工業高等専門学校建設環境工学科卒業
2.	2000/04～2002/03	駒澤大学文学部心理学科卒業学士（心理学）
3.	2002/04～2005/03	慶應義塾大学社会学研究科心理学専攻修士課程修了修士（心理学）
4.	2005/04～2008/03	慶應義塾大学社会学研究科心理学専攻博士課程単位取得満期退学
5.	2009/01 (学位取得)	慶應義塾大学博士（心理学）

■ 職歴

1.	2008/04～2010/03	慶應義塾大学文学部非常勤講師（心理基礎実験）
2.	2008/04～2011/03	慶應義塾大学文学部非常勤講師（基礎情報処理）
3.	2010/04～2011/03	慶應義塾大学人文グローバルCOE 非常勤研究員
4.	2010/04～2011/03	東京女学館大学国際教養学部非常勤講師（学習心理学）
5.	2011/04～2012/01	University of Texas Health Science Center at San Antonio Department of Pharmacology Post Doctoral Fellow
6.	2011/04～2014/03	日本学術振興会関西学院大学文学部日本学術振興会特別研究員PD
7.	2013/04～2014/03	大阪市立大学文学部非常勤講師（発達・学習論）
8.	2013/09～2014/03	神戸学院大学人文学部非常勤講師（教育心理学）
9.	2014/04～2015/03	文京学院大学人間学部助手
10.	2014/04～2016/03	慶應義塾大学法学部非常勤講師（基礎統計学Ⅰ・Ⅱ）
11.	2014/04～	慶應義塾大学法学部非常勤講師（統計学Ⅲ・Ⅳ）
12.	2015/04～2016/03	慶應義塾大学法学部非常勤講師（統計学Ⅰ・Ⅱ）
13.	2018/04～	明星大学心理学部心理学科准教授
14.	2020/04～	玉川大学脳科学研究科心の科学専攻非常勤講師（行動科学）
15.	2021/04～2023/03	慶應義塾大学文学部非常勤講師（行動・学習心理学特殊Ⅰ）
16.	2023/10～	東京都立大学人文社会学部人間社会学科非常勤講師（学習・言語心理学）
17.	2024/04～	慶應義塾大学文学部非常勤講師（行動・学習心理学特殊Ⅱ）
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■ 教育上の能力

●教育方法の実践例
1.	2015/04/01～	授業資料（パワーポイント）のWEB上での公開
2.	2015/04/01～	演習の効果的な活用
●作成した教科書、教材
1.	2015/04/01～	授業用パワーポイント資料の作成

■ 授業科目

1.	【院】修士論文
2.	【院】学習心理学特殊研究
3.	【院】学習心理学特論
4.	【院】学術成果公表演習
5.	【院】心理学特殊研究指導１Ａ
6.	【院】心理学特殊研究指導１Ｂ
7.	【院】心理学特殊研究指導２Ａ
8.	【院】心理学特殊研究指導２Ｂ
9.	【院】心理学研究指導１Ａ
10.	【院】心理学研究指導１Ｂ
11.	【院】心理学研究指導２Ａ
12.	【院】心理学研究指導２Ｂ
13.	卒業研究
14.	学習・言語心理学
15.	実験的行動分析学
16.	専門演習１Ａ
17.	専門演習１Ｂ
18.	専門演習２Ａ
19.	専門演習２Ｂ
20.	心理学概論Ａ
21.	心理学概論Ａ
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■ 所属学会

1.	2002/05～	日本行動分析学会
2.	2017/01～2019/03	∟ 若手委員会委員長
3.	2019/05～	∟ 編集委員
4.	2019/06～	∟ 代議員
5.	2023/06～	∟ 理事
6.	2003/06～	日本基礎心理学会
7.	2015/04～2020/12	∟ 幹事
8.	2018/01～2022/03	∟ 若手研究者特別委員会委員
9.	2023/12～	∟ 理事
10.	2012/04～	日本心理学会
11.	2004～	Association for Behavior Analysis International
12.	2012～	American Psychological Association
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