教員情報 - 林　幹也

■ 現在の専門分野

社会心理学　（キーワード：態度、態度形成、態度変容、評価、情動、社会的認知）

■ 著書・論文歴

1.	著書	（翻訳）第2章　認知的一貫性：認知的・動機づけ的観点認知心理学のフロンティア　神経経済学と意思決定　心理学、神経科学、行動経済学からの総合的展望（共著） 2019/09
2.	著書	第3章　態度と行動公認心理師の基礎と実践　第11巻社会・集団・家族心理学（共著） 2018/11
3.	著書	心理学に興味を持ったあなたへ大学で学ぶ心理学改訂版（共著） 2016/03
4.	著書	APA心理学大辞典（共著） 2013
5.	著書	文部科学省認可通信教育心理学基礎実験（共著） 2009/04
6.	著書	「科学的思考」・「バランスのとれた人間観」を目指す心理学ナビゲーションブック（共著） 2009/03
7.	論文	The Relationship Between Fear of Isolation and Thinking Ability about Social Issues Japanese Psychological Research （共著） 2022/09
8.	論文	The Effect of Interaction with a Dog on Heart Rate Variability based on Lorenz Plot Analysis Human Animal Interaction Bulletin 10(1),84-99頁（共著） 2021/04
9.	論文	公的主体に対するルサンチマンが新自由主義支持意識に及ぼす影響に関する実証的研究実践政策学 6(2),121-130頁（共著） 2020
10.	論文	イヌの存在が公共財ゲームにおける協力行動に及ぼす影響日本獣医生命科学大学研究報告 67,36-43頁（共著） 2019/03
11.	論文	新自由主義支持意識とその規定因に関する実証的研究 ―日本低評価意識と新自由主義化スパイラル― 実践政策学 5(2),159-166頁（共著） 2019
12.	論文	イヌの存在が他者の印象および会話に及ぼす影響─囚人のジレンマゲームを用いて─ 動物介在教育・療法学雑誌 9,1-7頁（共著） 2018/05
13.	論文	日本の軍事力に対する態度尺度の作成と妥当性の評価明星大学心理学年報（単著） 2018/03
14.	論文	Evaluative Conditioning Changes Attitudes toward Social Categories 明星大学心理学年報 34,17-28頁（単著） 2016/03
15.	論文	楽観主義者は無自覚的にひねくれている -随伴性意識のない評価的条件づけにおける特性的楽観性および悲観性の効果- 明星大学心理学年報 33,9-18頁（単著） 2015
16.	論文	Development and testing of a new indirect attitude measure for pictorial objects. Meisei University Annual Report on Psychological Research 32,1-18頁（単著） 2014
17.	論文	社会心理学における現在の態度研究とその展望明星大学心理学年報 29,65-72頁（単著） 2011
18.	論文	認知負荷課題を用いた自伝想起の意識的成分と自動的成分の検討心理学研究 80,431-435頁（共著） 2009/06
19.	論文	Effect of evaluative conditioning on affectively neutral nonsense shapes. Psychologia: An International Journal of Psychological Sciences 50,39-47頁（単著） 2007
20.	論文	感情的評価を条件づけられた態度対象に対する自動的評価の文脈依存性社会心理学研究 23,187-194頁（単著） 2007
21.	論文	多義的刺激に対する無意図的評価の方向は文脈によって変動するか心理学研究 77,157-162頁（単著） 2006
22.	論文	博士論文：瞬間的な行動・感情反応を規定する自己知識構造名古屋大学大学院教育発達科学研究科（単著） 2004
23.	論文	感情プライミングにおける活性化拡散仮説の検討名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 51,193-196頁（単著） 2004
24.	論文	自己性格特性概念の呈示が引き起こす自動的な接近・回避行動傾向：自己関連感情プライミングによる検討社会心理学研究 19,209-220頁（単著） 2004
25.	論文	実験報酬の増額あるいは減額と関連づけられた刺激の誘因価およびその処理に関する検討教育心理学フォーラム・レポート（単著） 2003
26.	論文	社会的認知研究における漢字仮名混じりの性格特性語を用いた情動ストループテストの色命名反応時間と接触頻度の関連名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 50,269-278頁（単著） 2003
27.	論文	自己性格特性概念の接近・回避に関するアクセシビリティが特性情報に対する自動的注意バイアスに及ぼす影響性格心理学研究 11,110-119頁（単著） 2003
28.	論文	選択的関連付け課題による理想自己とFeared Selvesの検討心理学研究 74,64-70頁（単著） 2003
29.	論文	感情プライミング効果に関する議論と展望名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 49,9-18頁（単著） 2002
30.	論文	暴力行動の危険信号 -アメリカにおける青少年暴力の予防対策- 大阪教育大学紀要第Ⅵ部門教育科学 50,363-373頁（共著） 2002
31.	論文	社会的認知研究における漢字仮名混じりの性格特性語を用いた情動ストループ課題の利用可能性に関する検討名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要(心理発達科学) 48,291-300頁（単著） 2001
32.	論文	非行からの少年の立ち直りに関する生涯発達的研究(Ⅱ) -ライフヒストリーの分析- 大阪教育大学教育研究所報 36,41-57頁（共著） 2001
33.	論文	非行からの少年の立ち直りに関する生涯発達的研究(I) -Sampson & Laubの検討- 大阪教育大学教育研究所報 35,37-50頁（共著） 2000
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■ 学会発表

1.	2000/11	不安自己の認知的特徴 -課題促進パラダイムを用いた検討-（日本心理学会第64回大会）
2.	2001/11	２つの自己スキーマによる情報の取捨選択に関する検討（日本心理学会第65回大会）
3.	2002/09	誘因価検出課題による感情プライミング効果（日本心理学会第66回大会）
4.	2003/09	実験報酬によって決定された刺激の誘因価とその強度が情動ストループテストにおける干渉効果に及ぼす影響（日本心理学会第67回大会）
5.	2004/03	Self-reference effect and meta-attitude as self-knowledge.（First international workshop on Evolutionary Cognitive Science:Exploring Social Brain）
6.	2004/06	Emotional Stroop test for stimuli associated with increase and decrease of reward.（28th International Congress of Psychology）
7.	2004/08	Emotional Stroop test for stimuli associated with increase and decrease of experimental reward.（28th International Congress of Psychology (Beijin,China)）
8.	2004/08	Self-reference effect and meta-attitude as self-knowledge.（28th International Congress of Psychology）
9.	2004/09	実験報酬によって決定された刺激の評価強度が感情プライミング効果に及ぼす影響（日本心理学会第68回大会）
10.	2005/09	無意味図形に対するEvaluative Conditioning　-感情プライミング手法による検討-（日本心理学会第69回大会）
11.	2006/11	自伝想起の意識的成分と自動的成分　-認知負荷を用いた検討（日本心理学会第70回大会）
12.	2006/11	評価課題を用いた感情プライミング効果における運動成分の分離のこころみ（日本心理学会第70回大会）
13.	2007/09	社会的に有意味な態度対象に対する評価的条件づけの検討（日本社会心理学会第48回大会）
14.	2008/07	Stimulus generalizaion in evaluative conditioning.（29th International Congress of Psychology）
15.	2008/09	評価の学習における意味般化の検討（日本心理学会第72回大会）
16.	2009/10	大学生における日本社会の将来展望（日本社会心理学会第50回大会）
17.	2010/09	評価的条件づけにおいて肯定・否定に関する”タグを付ける”処理の効果（日本心理学会第74回大会）
18.	2011/08	Role of intentional and selective information-seeking in learning likes and dislikes.（119th Annual Convention of the American Psychological Association）
19.	2011/09	知覚判断課題を用いた選好形成過程の検討（日本心理学会第75回大会）
20.	2011/09	肯定的・否定的事象を意識的に探索することによる潜在的態度形成（日本心理学会第75回大会）
21.	2011/09	自律訓練法の習得過程におけるイメージとアレキシサイミア特性の変容（日本心理学会第75回大会）
22.	2011/10	連合によって "作られる" 好み　–評価的条件づけと対連合学習を利用した態度形成の試み–（社会神経科学研究会）
23.	2011/11	無意味図形の評価における漢字の瞬間呈示の効果 ― 心理実験による検討 ―（日本感性工学会第33回大会）
24.	2011/11	連想が評価に及ぼす影響の検討 -心理実験を用いて-（日本感性工学会2011年度ワークショップ）
25.	2012/09	知覚判断課題を用いた選好形成過程の検討(2)：-"嫌いな"図形の選択課題を用いて-（日本心理学会第76回大会）
26.	2012/09	肯定的・否定的事象の意図的探索による潜在的態度形成(2)（日本心理学会第76回大会）
27.	2012/09	間接的な連想関係が単語の評価に及ぼす影響の検討 –メディエイティッド・プライミングパラダイムを用いて–（日本心理学会第76回大会）
28.	2013/08	The Nonspecific Other Category Does Not Affect Self-Esteem IAT in Japanese Participants.（Annual convention of American Psychological Association.）
29.	2013/09	楽観主義者における評価的条件づけ効果の特徴（日本心理学会第77回大会）
30.	2013/09	潜在的連想テスト (IAT) を用いた曖昧性への態度測定の試み（日本心理学会第77回大会）
31.	2013/11	楽観主義者と悲観主義者における評価的条件づけ効果の特徴（日本社会心理学会第54回大会）
32.	2013/11	自制する人が自制しない人を嫌う傾向に関する社会心理学的検討（日本社会心理学会第54回大会）
33.	2014/07	自尊心IATにおける他者カテゴリの役割の検討（日本社会心理学会第55回大会）
34.	2014/09	“愛国心悪玉説”の検討（ワークショップ『社会的判断：測定の問題と現象論』にて）（日本グループ・ダイナミックス学会第62回大会）
35.	2014/09	評価的条件づけにおける命題説の検討（日本心理学会第78回大会）
36.	2014/11	ブランド選択における媒介プライミング効果（第49回消費者行動研究コンファレンス）
37.	2015/10	日本人のナショナリズムと再軍備への態度（日本社会心理学会第56回大会）
38.	2016/07/26	Effect of companion animals on decreasing free-riding behavior in a public-goods game（International Congress of Psychology (31st)）
39.	2016/07/29	Evaluative conditioning and social psychology（International Congress of Psychology (31st)）
40.	2016/09/18	社会科学的解釈を好む人々の集団意思決定における盲点（日本社会心理学会大会）
41.	2016/10	イヌの存在が公共財ゲームにおける寄付行動に及ぼす影響：動物介在教育場面を想定して（日本教育心理学会第58回総会）
42.	2017/09/20	イヌの存在が他者の印象に及ぼす影響—囚人のジレンマゲームを用いて—（日本心理学会第81回大会）
43.	2017/09/20	対米従属認識が所得再分配への態度に及ぼす影響（日本心理学会第81回大会）
44.	2017/10/01	良い社会的判断を行う人の特徴　日本グループ・ダイナミックス学会ワークショップ　集団の不合理な判断と意思決定 ―集団思考再考ー（日本グループ・ダイナミックス学会）
45.	2018/08/29	日本の対米従属認識が利己主義的・拝金主義的人間観に及ぼす影響（日本社会心理学会第59回大会）
46.	2018/09/26	現代の権威主義 —高級ブランド、有名人、高偏差値を崇める人々の強い親和動機—（日本心理学会第82回大会）
47.	2019/09/13	対人依存欲求と孤独回避傾向が社会問題に対する判断に及ぼす影響（日本心理学会第83回大会）
48.	2019/11/10	イヌを連れていることが援助行動に及ぼす効果—場面想定法を用いて—（動物介在教育・療法学会第12回学術大会）
49.	2020/09	単独行動への躊躇と社会的問題についての思考力の関係（日本心理学会第84回大会）
50.	2021/09	単独行動への躊躇と社会的判断の的確さの関連についての検討（日本心理学会第85回大会）
51.	2022/09/09	単独行動を嫌う人々の思考力についての検討（日本心理学会第86回大会）
52.	2022/09/10	状況が不明確な言明に対する判断傾向の検討（日本心理学会第86回大会）
53.	2022/09/14	社会場面における謝罪対象に関する検討（日本社会心理学会第63回大会）
54.	2023/09/02	ハラスメントに関する“否定的ラベル”が行為者の印象に及ぼす影響の検討（産業・組織心理学会）
55.	2023/09/15	会議の目的の理解と意思決定傾向の検討－議題差別化課題と意思決定尺度を用いて－（日本心理学会大会）
56.	2023/09/16	権威主義的態度は社会的問題への思考力を低下させるか（日本心理学会大会）
57.	2023/10/22	ソーシャルメディアにみられる他者非難に対する態度と消費者行動との関連の検討（消費者行動研究学会）
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■ 研究課題・受託研究・科研費

1.	2007/04～2008/03	『好ましさの学習』の社会的意義に関する実験的検討若手B （キーワード：態度、社会的認知、感情、評価的条件づけ）
2.	2009/04～	人は『好ましさの学習』に対して無力か若手B （キーワード：態度形成、態度変容、社会的認知、情動、評価的条件づけ）
3.	2012/04～	潜在的・顕在的態度を自己制御する方法若手研究B
4.	2012/10～	行動意思決定研究を基礎とした多元的価値下での処方的社会心理学の構築基盤研究A
5.	2014/04～	イヌによる動物介在教育がもたらす諸効果に関する基礎的研究基盤C （キーワード：動物介在教育、Animal Assisted Activity、社会的相互作用）

■ 学歴

1.	1994/04～1999/03	富山大学経済学部経済学科卒業
2.	1999/04～2001/03	大阪教育大学学校教育専攻心理学専修修士課程修了修士（教育学）
3.	～2004/03	名古屋大学教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士課程修了博士（心理学）

■ 職歴

1.	2006/04～2009/03	松山東雲女子大学人文科学部専任講師
2.	2009/04～2010/03	明星大学人文学部心理・教育学科（心理学専修）准教授
3.	2010/04～2016/03	明星大学人文学部心理学科准教授
4.	2016/04～2017/03	明星大学人文学部心理学科教授
5.	2017/04～	明星大学心理学部心理学科教授

■ 教育上の能力

●教育方法の実践例
1.	2019/04～2021/03	心理学実験実習における非対面授業用プログラムの作成と実施
2.	2009/04～	心理学実験実習における態度形成・変容実験プログラムの作成と実施
3.	2007/04～	コンピュータを使用した心理学実験実習・演習の実施
4.	2007/04～	無料統計ソフト “R” を使用した心理統計法の指導
5.	2006/04～2009/03	Statisticaを使用した心理統計法の授業実施
●当該教員の教育上の能力に関する大学等の評価
1.	2020/04/01～2021/03/31	社会・集団・家族心理学の授業評価アンケートにおいて高い評価を受けた
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■ 授業科目

1.	【院】修士論文
2.	【院】心理学特殊研究指導１Ａ
3.	【院】心理学特殊研究指導１Ｂ
4.	【院】心理学特殊研究指導２Ａ
5.	【院】心理学特殊研究指導２Ｂ
6.	【院】心理学研究指導１Ａ
7.	【院】心理学研究指導１Ｂ
8.	【院】心理学研究指導２Ａ
9.	【院】心理学研究指導２Ｂ
10.	【院】社会心理学特殊研究
11.	【院】社会心理学特論
12.	卒業研究
13.	専門演習１Ａ
14.	専門演習１Ｂ
15.	専門演習２Ａ
16.	専門演習２Ｂ
17.	心理学実験
18.	心理学実験
19.	心理学実験実習
20.	心理学実験実習
21.	社会・集団・家族心理学
22.	社会的認知論
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■ 所属学会

1.	1999/10～	日本心理学会
2.	2002/09～	日本社会心理学会