ヒラサワ シンイチ   HIRASAWA Shinichi
  平澤 信一
   所属   教育学部 教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/07
形態種別 学術雑誌
標題 『羅生門』の言語技術
執筆形態 単著
掲載誌名 国語通信
出版社・発行元 筑摩書房
巻・号・頁 (365),22-25頁
概要 外国文学や日本の古典を下敷きにしながら、外来語や古語を意識的に取り上げた芥川龍之介のテキスト「羅生門」を、サブリミナル効果などの言語技術の観点から検討したもの。「外に誰もいない」場所で「どうにもならないことを、どうにかし」なければならないと考えていた主人公が、人間的理性を失った世界に入り込み、老婆の独りよがりな弁明をあざけるように聞いて、引剥ぎになる過程を分析する。