ハヤシ ミキヤ
林 幹也 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004 |
形態種別 | 学位取得論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 博士論文:瞬間的な行動・感情反応を規定する自己知識構造 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名古屋大学大学院教育発達科学研究科 |
概要 | 人は自己に関する知識を持ち、これをもとに表象空間内に自己像を持つことができる。このような現象は、人が自己システムを機能あるいは関数として保有するのみならず、そのシステムを静的対象として体制化し、記述する能力を持つことによる。この自己像は環境の事物に対する生活体の様々な反応の履歴を縮約することによって得られたものであり、ひとたび形成されれば、以降の生活体の反応を規定する。とくに、人が持つ好ましい自己像と否定的な自己像に関係する情報は、いずれも人における反応を瞬時かつ自動的に発生させる。本研究は以上のような仮説を複数の実験によって検証したものである。 |