ハヤシ ミキヤ
林 幹也 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 社会心理学における現在の態度研究とその展望 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明星大学心理学年報 |
巻・号・頁 | 29,65-72頁 |
概要 | 社会心理学における態度研究のレビューを行い、未来の研究に関するいくつかの問題提起を行った。態度とは対象に対する接近・回避に関わる総体的評価を意味する社会心理学的概念である。社会心理学は集団場面における人々の行動を研究する学術領域であると考えられることが多い。そのような理解は正しい。しかしながら、もし社会心理学のあらゆる研究を、個人に対する測定の観点から捉え直せば、社会心理学とは態度の形成と変容過程を明らかにする学術的試みであると言うことが可能である。本稿では、態度の定義と測定方法についてのレビューを行うとともに、態度に関する最近の興味深い現象を紹介し、それらに関わる新たな研究方法の提起を行った。 |